宅配ボックスの選び方ガイド

宅配ボックスのパイオニア フルタイムシステムが徹底解説

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宅配ボックス

宅配ボックスってそもそもなに?

宅配ボックスとは
宅配ボックスとはフルタイムシステム社が世に送り出した不在時自動荷物受け取りシステムのことを言います。具体的には宅配物の受け取り人が不在の際、一時的にその宅配物を保管しておくロッカーのことを指します。
 
実際に設置される住居(主に集合住宅)の管理者サイドから見ても、そこで日々の生活を営む居住者サイドから見ても双方にメリットがあり、かつ経済性もあるサービスを提供したいという、宅配ボックス発明時のフルタイムシステム社の強い想い。

その想いは現在に至るまで脈々と受け継がれ、その過程で飛躍的な進化を遂げた宅配ボックスは、画期的なマンションライフサポートツールとして、ひとつの完成形を見ることになります。

それが今、胸を張ってみなさまにお届けする我々フルタイムシステム社の宅配ボックス、フルタイムロッカーなのです。

宅配ボックスを使った荷物の受渡しイメージ

宅配ボックスの種類

宅配ボックスの種類
現在、宅配ボックスと言われているものには、大きく分けて機械式宅配ボックス、自主管理式宅配ボックス、オンライン管理式宅配ボックスの3種類があります。

この3種の宅配ボックス。その差はそれぞれのロッカー設置後の管理、メンテナンスの差として大きくあらわれます。

オンライン管理式は自動管理型となりますが、機械式と自主管理式宅配ボックスはいずれも自主的な管理が必要となってきます。

宅配ボックスの種類

種類別のスペック分類図

下記の図は縦軸を機能面から、横軸を管理/セキュリティ面から図式化したものです。「機械式宅配ボックス<自主管理式宅配ボックス<オンライン管理式宅配ボックス」という以下のような構図は、機能面や管理/セキュリティ面にとどまらず、すべての面において成り立ちます。

種類別のスペック分類図

宅配ボックスの歴史

宅配ボックスの歴史
戦後の高度経済成長にともない、都市部では多くの集合住宅が次々と建設されました。同時に、社会保障制度の整備・発達により小家族化や女性の社会進出の傾向が顕著になり、人が住居に在宅する時間や割合が次第に減少していくことになります。

1980年代半ば、運輸・物流環境のめざましい発展の流れの中で登場した「宅急便」が広く一般に普及すると、集合住宅では、受取人不在で管理人室へ荷物が預けられるケースが急増しました。

中元、歳暮のシーズンには、集合住宅の管理人室は足の踏み場のないほどの受取人不在荷物で埋め尽くされたと言います。くわえて、あずかっていた荷物が紛失したり、盗まれたりと管理側と住民との間のトラブル発生が絶えないようになりました。

状況を憂えた株式会社フルタイムシステム社長・原幸一郎氏は、「管理人の負担なく、マンション住民が快適に暮らす方法はないものか?」と考え、「24時間集中体制で監視できる管理人代わりのロッカー」 を開発。

晴海の「グッドリビングショー」の展示会に出展、NHKテレビでの紹介をうけて各方面から大きな注目を集めることになったのが1984年。これが宅配ボックスの誕生でした。

その後、1986年に日本で最初の宅配ボックス1号機が発売されることになります。これは、コンピュータ電子機器を搭載した最新技術を駆使した宅配ボックスで、24時間365日遠隔監視、 遠隔管理できるオンラインシステム管理方式のもの。

当初は認知度が低かったものの、1990年頃には、都市型マンションでアクティブに暮らすライフスタイルが人気となりました。一方で、荷物を受け取る上での様々な不自由が顕在化してきました。

荷物を自宅で待たなければならない時間の制約や、留守にして受け取りそこなった荷物の不在通知を配達業者に届ける手間、不在時に荷物を隣人に預かってもらうことでかかる周囲への迷惑、などといった様々な不自由からの解放を願う多くの世の声を背景に、宅配ボックスはその高い利便性が認められて幅広い認知を獲得することになります。

マンションの性能がより重視される傾向が強まったバブル崩壊後には、宅配ボックスは市場にますます定着をします。

1993年には、宅配ボックスがBL認定品(財団法人ベターリビングによって優良住宅部品としての認定を受けた商品)となり、今後の宅配ボックスの普及展開をするうえで「宅配ボックス委員会」が発足。

1995年には、旧郵政省によって「宅配ボックス設置協力謝礼金制度」が新たに設置され、宅配ボックスの普及はさらに加速の一途をたどります。

留守時に配達された荷物を代わって受け取る便利な設備というだけでなく、いろいろな業者が外部から出入りすることを防ぐセキュリティ面からも現代マンションに標準装備として設置されるようになった宅配ボックス。

やがて多くの需要を背景に、複数メーカー間の競売が開始され、 市場拡大展開での低価格競争に突入。2000年を過ぎてからは、「集合住宅用」のほかに「戸建住宅用」も登場します。

稼働形態上の分類として「機械式」「電気制御式」、さらに「電機制御式」の中でも「オンライン式」「オフライン式」に分かれるなど、用途や住宅設備の仕様に合わせて宅配ボックスの種類も細分化されました。

現在では付属するサービスやカラーバリエーションなども豊富にそろい、多種多様のニーズに応える形で実にさまざまな宅配ボックスが市場に出回るようになりました。

高まるニーズ

高まるニーズここ最近、住宅・不動産業界の関連会社が実施しているアンケート調査の、「宅配ボックス」にまつわる質問形式に如実な変化があらわれています。

具体的にその変化とは「あれば便利か?」というアンケート上の問いかけから「なくて不便か?」という問いかけへの変化にあります。

これは宅配ボックスがどれほど広い認知度を獲得したかという証明でもあり、どれだけ実際の利用者が実生活において大きな価値を見いだし、かつ強く依存しているかの証明でもあるのです。
 
現在、宅配ボックスは“TV付きインターホン”“多収納”“浴室乾燥機能”についで「実際にあって役立ったもの」として、エンドユーザー(実際の居住者)には認知されているようです。
HOME‘S リサーチ調べ >

また、「現在なくて不便だ」と感じる設備として、一人暮らしの独身女性に聞いたところ“追い炊きのできるバス”につぐ重要なものとして現在、宅配ボックスは捉えられているようです。
at home 調べ >

これらの市場調査の結果は、更なるインターネットショッピングの普及や女性の社会進出という誰もが予測できる近い将来、「時代が求めるもの」、「あって当たり前のもの」として宅配ボックスにますます強いニーズが高まることを明白に示唆していると言えるでしょう。

宅配ボックスのこれから

機能面やサービス面においてますますの進化を見せる宅配ボックス。今後はインターネットに接続し周辺機器との通信でのやり取りが可能になることで、より利便性の高い現代マンションに不可欠なものとしての存在感を一層強めていくことでしょう。

同時に、現在、マンションに代表される居住施設のみならず、コンビニエンスストアや駅といった商業施設、公共施設にも進出をのばしている宅配ボックス。

この傾向は今後より深刻な高齢化社会が訪れる社会情勢を考えると、戸建住宅への設置の増加や病院・老人施設などの公共施設への供給も一層進むことが考えられます。

また、物流の中で人と物の動きを最小限にまでスリム化する宅配ボックスに、CO2の排出を抑え大気汚染の防止を担う、地球環境への負荷を軽減するものとして大きな期待が寄せられています。

宅配ボックスの進化の先には飛躍的な生活の利便性向上とそれに付随する新しい価値の創造。そして、新たな社会的課題を解決するという、無限の可能性が広がっています。

公開日:
最終更新日:2015/04/21